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  • 标题:指節毛に関する人類学的研究
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  • 作者:生駒 栄喜
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1972
  • 卷号:80
  • 期号:4
  • 页码:283-299
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:すでに, mid-digital hairの両手の相称性,個体差,性差および人種差などについては知られている.その発毛頻度は概してEuropeanやAmerican whiteは日本人よりも高く,NegroやEskimoは日本人よりも低いと報告されている.本研究では,男子7081名と女子8276名から成る日本人,朝鮮人,台湾人,カナダ人および67頭のサルを用いて,digital hairを観察し, mid-digital hairのみならず,proximal digital hairをも併せて,人類学上意義あることが認められた.また,digital hairは季節的に変化することもある.発毛頻度はP4,P3, P5, P2, P1, M4, M3, M5, M2の順で,濃さの順位も同じである.このうち,ほとんどすべての個体のP2, P3, P4, PSは有毛,M2は無毛であって,P1, M4およびM3のdigital hairは個体差,性差,人種差が顕著である.P1のdigital hairの発毛頻度の人種差は,Ojibwayは最も低く,次いで日本人,朝鮮人で,ヨーロッパ系カナダ人は最も高率である.そして,mid-digital hairについても同様の現象が見られた.その他,同じ人種でも,居住地域が異り,生活環境を異にする集団ではdigital hairの発現が僅かに異ることがある.
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