文章基本信息
- 标题:骨年令から見た東京都児童の骨発育
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- 作者:江藤 盛治
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1971
- 卷号:79
- 期号:1
- 页码:9-20
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:東京都児童652名(男284名,女368名)(満4才より12才)について,右手をレントゲンで直接撮影し,杉浦•中沢の骨年令評価法と,TANNER,WHITEHOUSE & HEALEYの骨年令評価法とに忠実に従って調査した.その目的とするところは,評価された骨年令を検討することによって,東京都児童と,基準である日•英両国児童との間に見られる骨発育の差を比較することにある.杉浦法は4-8才の男児,8-12才の女児に,また TANNER 法は9-12才の男児,4-7才の女児の骨年令評価法として,比較的よく適合している.杉浦法の基準である中部日本児童は,就学前には TANNER 法の基準である英国児童より骨発育が遅れており,その後(男9才,女8才)中部日本児童が早い骨発育をおこない,思春期近くなると女児は英国女児の骨発育状態に接近する.しかし男児は,12才までその差が拡大してゆく.東京都男児は前両者より骨発育が遅れているが,11,12才では英国男児の骨発育状態に一致するようになる.東京都女児は8才以後,急に骨発育が早くなり,英国および中部日本児童の骨発育をこえるが,11,12才では英国児童の骨発育状態に接近する.