文章基本信息
- 标题:災害死と推定される早期繩文時代小児人骨
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- 作者:香原 志勢 ; 中村 登流 ; 西沢 寿晃 等
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1971
- 卷号:79
- 期号:1
- 页码:55-60
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:1967年7月ならびに11月,長野県南佐久郡北相木村栃原岩蔭遺跡(繩文時代早期中葉)の発掘調査中,巨岩の下から,3才半と5才半の小児人骨が発見された.人骨遺残は逃げるような姿であり,粉砕された頭骨や,割れ傷のある腸骨から,二人の小児が疵状に張りだしている岩蔭の母岩から剥離落下した岩によって,圧死したものであると考えられる.イモガイの装身具,カタツムリの殻,ムクの実などが伴出し,また炉趾もそばにあった.本例は8,650年B.P.の遺跡であるため,日本最古の災害をあらわすものであるとともに,居住地としての岩蔭の実態を説明している.