文章基本信息
- 标题:日本人の血清蛋白の遺伝的多型:その頻度と地域差
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- 作者:渡辺 幸二郎 ; 豊 増翼 ; 上村 敬一 等
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1967
- 卷号:75
- 期号:2
- 页码:43-51
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:千葉県内各地で採取された献血者の試料を用いて,Group specific component(Gc),Haptoglobin(Hp),Transferrin(Tf)の表現型の分布を調べた。7個所の地域別集団で,Gc 型の Gc2遺伝子頻度は0.244~0.255の範囲の値をとり,集団間に有意差はなかった。計1577例の Gc2遺伝子頻度は0.248±0.008であった。Hp 型は千葉県内8個所の地域別集団,計2791例,及び都内血液銀行より得た試料300例を調べた。0.5%頻度の HpO 型を除き,Hp1遺伝子頻度は0.248~0.307の範囲の値を示したが,集団間に有意差は見出せなかった。千葉県の試料で Hp1遺伝子頻度は0.266±0.006であった。Tf 型は2783例中 TfCD が0.6%に見出された。Gc 及び Hp 表現型に,特殊な変異型は検出されなかった。以上の血清蛋白多型に関し他の日本人に関する報告と比較検討された。