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  • 标题:日本人踵骨におよぼす蹲鋸位の影響
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  • 作者:森本 岩太郎
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1960
  • 卷号:68
  • 期号:1
  • 页码:16-22
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:日本人成人ならびに胎兒の新鮮踵骨•洗淨踵骨計333個を材料とし、後距骨關節面の前外側隅に生ずる關節面の前方伸展について観察した。前方伸展は次の諸型に分類される。A 型(基本型)は前方伸展を欠くもの。B 型は後距骨關節前の前外側隅に關節面の前方伸展が見られるもの。さらに B 型は發達の不完全な B1 亜型と、よく發達した B2 亜型•B3 亜型とに分けられる。 C 型は B 型の前方伸展の前端にこれと直交して距骨體副外面(SEWELL)と關節する小關節面を伴うもの。D 型は B 型の前方伸展の内側に、前距踵靱帯(FICK)缺損の結果生じた別の前方伸展を伴うもの。成人では B2 亜型および B3 亞型が全例の75%以上を占め、C 型および D 型もそれぞれ10%前後見られるが、胎兒では A 型が全例の約70%を占め、B1 亜型がこれに次ぎ、 B2 亜型•B3 亜型•C 型•D 型は見られない。前方伸展の成因は生後の蹲鋸位と關係がある。蹲据位をとると距骨下關節は回内•外轉•背屈され、足は安定する。その際、距骨の後踵骨關節面と距骨體副外面の壓迫によって前方伸展が生ずるものと考えられる。
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