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  • 标题:依存性の研究 [in Japanese] Dependency;empirical evidence and theoretical re-examination [in Japanese]
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  • 作者:江口 恵子
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1966
  • 卷号:14
  • 期号:1
  • 页码:45-58
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    依存性の研究は歴史的にみると,親子関係の研究,しつけについての研究などの随伴物として始められた。したがって,依存性の研究は,親子関係に関する木枯的な心理学的研究がさかんになりだした1940年代からしだいに始まったといっていい。しかし,依存性そのものとして単独に問題にされるようになったのは,1953・年のSears,R.R.らの研究からである。これは,それ以前の依存性についての研究の集大成をするとともに,その後の依存性の研究の方向と方法とを規定してしまうという役割りを果たした。ほぼこの論文を契機にして,依存性という概念が親子関係と人格形成を記述する際の有効な変数のひとつとしての位置を占めるようになったのである。わが国においてもSearsらの影響は大きく,本格的に依存性が問題にされたのは,Searsらの結果を日本の幼児において検討するというかたちでなされた津守・稲毛(1960)が最初である。が,最近では青年期における依存性の問題,社会的同調性の問題,依存性概念の検討の問題など種々の角度から独自の研究が進められている。以上のように,近年,内外において依存性の概念は人格研究のなかでかなり重要な概念のひとつになってきたといえよう。ここ1O余年間には依存性についての研究は直接これを扱ったものだけでも80に近くなっている。1963年版のNSSEの「児童心理学」(Stevenson,H.W.etal.,1963)においては,"同一視","攻撃性","達成動機","不安"とともに,"依存性と自立性"の章がもうけられている。この章を担当したHartup,W.W・(1963)は,依存性と自立一座についての文献総覧をしたあとで,以下のように述べている。「依存性や自立性というような巨視的な構成概念が対人的行動を統御し,予想するための試みにおいて,科学者にとってどの程度長い期間有効であり続けるかは明らかではないがいまのところこれらの概念は,子どものパーソナリティや社会的行動を記述するために用いられる語いの中に,確実に入っている。

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